内科,糖尿病内科,内分泌内科
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糖尿病について

 

糖尿病とは

糖尿病は一般的に自覚症状がない病気として有名です。
糖尿病は早期発見、早期治療が必要とされます。検診などで血糖値の異常を指摘されても、自覚症状がないので軽くみがちですが、そのまま治療しないでおくと病気が進み、怖い合併症を引き起こしてしまいます。
軽い間に食事療法や運動療法などの治療を開始すれば病気の進行を抑え健康な生活を送ることができます。
 

 

検査について

<尿糖検査>
尿を採取して尿中の糖の量を調べる検査です。
高血糖の状態が続くと尿に糖が出るようになるので、尿を調べて異常があるかどうかを調べます。
しかし、尿から糖が出ているからといって必ずしも糖尿病であるとは限りません。なかには血糖値が高くなくても尿から糖が出る人もいます。また、高齢者の方は血糖値が高くても尿から糖が出ないことがあります。
つまり、尿から糖がでているからといって糖尿病であるとは判断できず、また尿から糖が出ていないからといって糖尿病ではないと判断できないということです。

<血糖測定検査>
血液を調べて糖尿病かどうかを診断します。
血液検査は「空腹時血糖値」、「ブドウ糖負荷試験」、「随時血糖値」を調べて、糖尿病であるかどうかを調べます。
これらの検査によって、1つでも血糖値が基準値を上回った場合は、「糖尿病型」とされます。「糖尿病型」とは、検査の結果で高血糖であるという意味で糖尿病である可能性が高いというふうに判断します。

 

治療について

<食事療法>
患者様の生活環境に配慮した適切な食事療法指導により、インスリンの働きを良くし血糖値をコントロールします。
特に、肥満を合併した糖尿病患者には、ダイエットを主体とした栄養指導を行っており、減量とともにインスリンの働きを良くし、血糖値を良好にコントロールできるようにします。
また、運動療法と組み合わせることにより血糖値改善の効率が良くなります。

<運動療法>
運動療法は血糖値を下げインスリンの働きを良くする効果があります。
さらに、血圧を下げ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす効果もあります。